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2025/05/04(Sun)12:43
いい加減が、よい加減。 織ったり、染めたり、紡いだり。 教室 始めました。(2007.01.27) *只今お休み net-shop『つき に まく』始めました。(2009.04.01)
2025/05/04(Sun)12:43
2009/11/08(Sun)11:38
11月7日、大阪「いるふ。」での個展、
無事終わりを迎えることができました。
もっとこんなモノもつくりたかった、
タグも変えたかった、
羊のことや織り、紡ぎや素材のことをわかりやすく紹介したかった・・・
やりたかったこと、できなかったことも山ほどあるのですが
そんな思いより、
出会えた方々の笑顔や使いこんでいい味だしてくれたまきものにふれると
地味に地道につくって、ただそれだけでも楽しいんだけど
+α の贈り物を持ち切れないほどたくさんいただいたことを
本当に実感しています。
今年は今までで一番「つくる」ことに時間をそそいだ年でした。
(って、まだ終わっていませんが・・・)
そんな中、何度も何度も「わたしはどんな布をつくりたいんだろう」と
自問自答していました。
気持ちいい布、それだけでもない。
素材を生かした布、ううん、違う。
「まきたいっ!」って思ってもらえる布、そりゃそうだけど・・・。
毛をほぐしてほぐして、紡いで紡いで、織って織って、洗って洗ってと
手を動かしていて、わたし、気付いちゃったんです。
いつも そこに ある 布 が、つくりたいんだって。
ちっちゃい女の子がくるっとまいていて、
「それ、似合ってるね☆」って声をかけられて
「おばあちゃんがいつもしてるのをもらったんだ~」
その布が、もし私がつくった布だったら、なんか幸せ♪ とか。
運悪く家が火事になってしまって、
慌てて逃げた時に頭からかぶった手元にあった布、
ところどころ黒くすすけてる布は、もしかして昔わたしが織った布? とか。
芝生の上でお弁当を食べてるお兄さんがお尻に敷いてる布、
その後パタパタはたいて、くるりと首にまいて去っていく。
1日中、くたくたになるまで働いて、
ソファでバタッと倒れこんで寝てしまったおとうさんに
「親父、おつかれ!」って息子がそっと掛ける布。
旅行鞄にはなぜかいつも入っている布。
特別じゃなく、気がついたらそこにあった布は
「使ってくださる方の」布であって、「誰がつくった」布じゃない。
そんな名もない布をつくり続けたい。
小学校の卒業文集で『将来の夢』が書けなかった(だって、ないんだもん)
年季の入った筋金入りのノーヴィジョンの私が、
将来に夢を持つなんて、こりゃ、奇跡です。
こうして私を変化させてくださったのは
まきものを愛してくださった多くの方々の物凄いパワーのお陰なのです。
どれだけ感謝してもしつくせません。
本当に本当にありがとうございます。
「そばにいる布」が これからもずっと 「あなたの布」でありますように・・・。
No.259|作品展|Comment(2)|Trackback()
2009/11/28(Sat)13:09
No.2|by pb|URL|Mail|Edit
2009/12/08(Tue)18:31
URL :
こんにちは。
2009/11/23(Mon)13:32
個展はtetoさんにとって、とてもとても良いものになったことが伝わってきました。仕事にかまけて足を運ぶことができずごめんなさい。でも、本当に織ることが大好きで織ることから色んなものを吸収しているtetoさんの姿を見ているだけでも、たくさんのエネルギーをいただいてます。
すっかりウールの肌触りがたまらなく心地いい季節ですね。12月の個展が終わられたらひと段落しそうですか?またご相談のメールさせていただきますね。
No.1|by pb|
URL|Mail|EditRe:こんにちは。
2009/11/23(Mon)19:10
今までpbさんが想いを込めてつくったまきものたちは
この冬、大活躍してますか?
年内は12月初めのHermitageさんと
下旬に大阪での展示があって
「師走は先生じゃなくても走るんです☆」って勢いですが
年明けになるとメインはご依頼分と『つきまき』分なので
少しは落ち着くかな…、落ち着いて欲しいな…、と。
バタバタでごめんなさい!
じっくりいっぱい、どんな世界を織っていくか
イメージ膨らませておいてくださいね!
また、ご連絡くださいませ☆