今の私の色。
私の心の形に、紙一重の隙間を残しながら、すーっとはまった感じ。
いつも好きなように織っていると思っていたけれど、
知らないうちにいろんなもんが引っかかっているんだ。
頭では気付かないことを、心は敏感にサトって、
「そろそろかな?」って時に、こういうのを織らせてくれる。
自分を取り戻す、というより本筋を示すように。
まるで、『復活の儀式』のように。
今年の春は、ピンクをよく織った。
必要以上のエネルギーをそそいで、
使命のように織ってた。
今になって、漠然とその理由に気付いて、納得して、
知らないうちに勝手にかかってた呪縛から、
少し解放された気がする。
だから、今、機にかかってるピンクが終われば、ひと区切り。
新たな、大きな、課題を授かって、ひと区切り。
「モノをつくる」仕事を選んでしまったんだ、私は。
でもそれは、必然だったんだろうと思うと、
妙に感慨深い。
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